品格#1


はじめまして。

先の二つの記事を書いた化学系大学に在学中の人と、協働で何かやってみたいと思っている東京の美大に通う学生です。


このブログには私が〈美術・芸術〉、〈思想〉、〈ビジネス〉等の分野から得、思考したことを書いていこうと思います。

選択分野をみるに意識高い系ですが、それを礎に主に展示という形で実際に価値を企画、提案しています。

つまり実装が伴っております。

意識高めに落合ネタでした。



本題に入ります。

今日は「品格」について書きます。

尊敬している大人が月に10冊は読書をしているときいてからはや1年、ようやく実行を試みています。

12月に入り2日で1冊読む予定でしたが早速1日オーバーしました。

そういうものです。

内容の重さで選ぶ本を調整すれば、10冊達成できるペースですね⭐️


最初の一冊に選んだのは、

東京画廊のオーナーである山本豊津さんの

『ア ートは資本主義の行方を予言する』

資本主義の中ではアートも商品であること、むしろ資本主義の中でこそ「使用価値 」と 「交換価値 」が乖離し、現代アートが繁栄しうる。という現在までの経済とアートの関わりから始まり、以後の資本主義の行き詰まりをア ート的な発想力や 、ア ートから学ぶ価値転換の力を社会に運用することで切り開いてゆけるのではないかと結ばれていました。

この結論は既読の

『世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか』と共通しています。

こちらでは、これまで会社経営はロジカル・サイエンスにより方針決定がなされてきたがそれは正解のコモディティ化ということであり、市場はレッドオーシャン。会社を差別化し、これからの複雑な世界で判断を下していくにはアート的な直感や美意識を鍛えることが必要。ということがかかれています。